損益分岐点とは
【読み】 そんえきぶんきてん
【意味】
損益分岐点とは、売上とその売上を獲得するために要する費用が一致する損益の分岐点であり、赤字と黒字の境目をいう。
損益分岐点での利益はゼロとなる。
売上高が損益分岐点を上回ると利益が発生し、下回ると損失
が発生する。
また、企業にとって最低限、達成しなければならない生産量および販売量を表す。
損益分岐点の計算式は、損益分岐点=固定費(人件費+企業維持費)÷限界利益率(1-変動費÷売上高)となる。
費用は、固定費と変動費に分けることができ、それを利用して損益分岐点比率を算出する。
損益分岐点比率は低ければ低いほど収益性が高いと判断される(固定費の負担が少ないと判断できる)。
企業の実態を把握できる損益分岐点分析は、決算書の読み方とひとつとして使用される。
【カテゴリー】
【関連キーワード】
決算書 限界利益率 算出方法 フリーソフト
【右脳で覚える!目で見るキーワード・マインドマップ】

更新日:2012/03/26