パレート図とは
【読み】 ぱれーとず
【意味】
パレート図とは、対象の件数を、減少や原因などの分類項目に分けて、それを大きい順に並べた棒グラフと、それらの累積和を折れ線グラフで表現した図をいう。
QCの七つ道具のひとつ。
生産管理の現場では、横軸に項目(例:不良要因)、縦軸の左側(Yl軸)に数量(例:不良件数)をとり、左から多い順に棒グラフで示す。
縦軸の左側に比率(%)をとり、累積比率折れ線グラフで示す。
パレート図は、重要問題や主原因を選定するときによく利用される。
パレート図は、重点指向である2:8の法則を活用し、改善効果が大きく期待できる要因を抽出し、改善のテーマ設定を行う。
通常、パレート図は、エクセルを利用して作成される。
ちなみに、ABC分析は、パレート図をもとに、総在庫金額の70%までをAランク、90%までをBランク、残りをCランクとして分類し、整理したものとなる。
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エクセル 折れ線グラフ Qc グラフ
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更新日:2012/06/04