プライベートクラウドとは

【読み】 ぷらいべーとくらうど

【意味】

プライベートクラウドとは、企業内でクラウドコンピューティングの仕組みを構築することをいう。

特定のファイアーウォール内でデータセンターを設置し、プライベートクラウドを構築することで、企業内の部門やグループ会社に対してクラウドサービスを提供することができる。

ユーザーは、物理的な環境を意識せずにインターネット経由でサービスにアクセスできる。

特定組織で単独で運用するため、原則、シングルテナント方式を採用している。

プライベートクラウドのメリットは、セキュリティーの高さと、インフラの標準化、ITリソースの共有化があげられる。

逆にデメリットとしては、企業内に閉じているため、スケールメリットが出しにくいことやインフラ維持費が継続的に必要となることがあげられる。

プライベートクラウドの事例として、三菱UFJファイナス・グループやキリンなどがある。

なお、プライベートクラウドに対して、従来のクラウドコンピューティングのことを「パブリッククラウド」と呼ぶことがある。


【カテゴリー】

ハードウェア

【関連キーワード】

事例 構築 メリット パブリッククラウド

【右脳で覚える!目で見るキーワード・マインドマップ】

プライベートクラウド
更新日:2011/11/13
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