RFPとは
【読み】 あーるえふぴー
【意味】
RFPとは、Request For Proposalの略で情報システムの導入や業務委託を行なう際に、発注先となるITベンダに具体的な提案を依頼するための提案依頼書をいう。
RFPには、必要なシステムの概要や構成要件、調達条件が記述されており、ITベンダはRFPに基づいておおまかなシステム設計・提案書を作成し、ユーザー企業に提出する。
ユーザー企業は、その提案書を評価して、調達先の決定や契約の締結などを行うことになる。
RFPには決まった書式はないが、システムの導入にあたってゆずれない条件を明記するかしないかで提案書やコストの精度が大きく変わってくる。
RFPは次の3つを最低限、記載するようにする。
作業の目的、背景、狙いなどの概要情報。
作業範囲、作業内容、役割分担や各種条件などの委託作業内容。
スケジュール、窓口担当者、参加資格条件などの手続きに関する実務情報。
これらのほかにも委託側の体制や概算費用なども事前に提示したほうが、提案の精度があがる。
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更新日:2010/11/12