売上原価とは

【読み】 うりあげげんか

【意味】

売上原価とは、当期の売上高に対応する商品等の仕入原価や製造原価のことをいう。

損益計算書に記載される費用区分のひとつ。

商業の場合には、期首商品たな卸高に当期商品仕入高を加え、これから期末商品たな卸高を控除する形式で表示し、製造工業の場合には、期首製品たな卸高に当期製品製造原価を加え、これから期末製品たな卸高を控除する形式で表示する。

売上高から売上原価を差し引いたものが売上総利益(粗利)となる。

ちなみに期末棚卸高を増やし、当期の売上原価を低くすることで、利益が増やすことができるので、粉飾決算などの利益操作のひとつとして悪用されることもある。

企業の経営実態を正しく把握するためには、利益だけでなく、棚卸高の増減やキャッシュ・フローを含めた総合的な判断が必要なのはこのためである。


【カテゴリー】

会計

【関連キーワード】

製造原価 原価計算 粗利 棚卸

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売上原価
更新日:2012/06/30
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