デファクトスタンダードとは
【読み】 でふぁくとすたんだーど
【意味】
デファクトスタンダードとは、事実上の業界標準をいう。
国際機関や標準化団体による公的な標準とは異なり、市場競争の結果や学問での評価によって事実上標準とみなされた規格をさす。
デファクトスタンダードを獲得することにより、市場シェアの拡大を優位に進めることができる一方で、市場浸透を目指す中で安価で提供することにより、結果として利益の回収ができないこともある。
デファクトスタンダードをめぐる規格競争は、IT関連企業、とくに工レクト口二クス業界や通信業界が顕著である。
具体的な事例として、かつての家庭用ビデオ機器においてはVHS、パソコンのOSにおいてはwindows、インターネットの通信プロトコルにおいてはTCP/IP、などがそれぞれの業界のデファクトスタンダードにあたる。
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意味 例 買収 戦略
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更新日:2013/01/01