事業部制組織とは
【読み】 じぎょうぶせいそしき
【意味】
事業部制組織とは、本社部門のもとに、製品や地域などを単位として事業部を配置する組織形態をいう。
各事業部は、事業部内のすべての権限と責任を持っており、独立した企業のように業務活動を行うのが特徴。
事業部制組織のメリットは、事業部内で迅速な意思決定ができることがあげられる。
また、事業の拡大によりカンパニー制や持株子会社化へと発展させることができる。
デメリットは、間接部門にあたる経営機能が重複してしまうことや、独立採算が強くなると他の事業部との「組織のカベ」といったセクショナリズムを生み出すおそれがあることがあげられる。
ちなみに日本では1933年に松下幸之助(松下電器産業)が独自の事業部制を導入したのが一番最初だといわれている。
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更新日:2012/09/26