ERPとは
【読み】 いーあーるぴー
【意味】
ERPとは、本来は、企業全体の資源計画であるEnterprise Resource Planningの略をいう。
ただし、現在では統合基幹業務システムを実現するソフトウェアを総称して「ERP」と呼んでいる。
企業は、ERPパッケージを活用することで、情報の一元管理や全体最適化を実現できる。
ERPパッケージソフトは、パラメータ設定によるカスタマイジングにより個々の企業の要求を満たすことができる。
特にCRMやSCMなどを実現する手段としてERPを選択することが多い。
独SAPの「SAP R/3」や米PeopleSoftの「PeopleSoft」、米Oracleの「Oracle Applications」などが有名。
2007年にはマイクロソフトが「Dynamics AX」などを発表し、日本国内の中堅・中小企業向けの市場に参入している。
なお、近年ではERPのオープンソース化やクラウド化が進んできている。
特にERPのクラウド化は、初期投資が低額で済むことから、今後、普及が進んでいくと予想される。
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更新日:2012/11/23