フェールソフトとは
【読み】 ふぇーるそふと
【意味】
フェールソフトとは、システムの一部に障害が発生した場合、障害部分を切り離し、処理能力を低下させてもシステムの全面停止にならないようにするという考え方をいう。
フェールソフトは、信頼性設計のひとつであり、ソフトフェアの安全性に配慮した実装・実装手法となる。
たとえば、実例としてハードディスクを複数用意して常にミラーリングするRAIDシステムなどがあげられる。
あらかじめハードディスクを冗長化することでシステム全体の信頼性を高めることができる。
フェールソフトは、安全性を重視する自動車、航空機、原子力などの分野のソフトウェア開発では重視される考え方である。
なお、ソフトウェアの安全レベルが高ければ高いほどさまざまな種類のフェイルセーフやフェイルソフトの実装が要求されることになる。
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フェールセーフ フォールトトレランス 安全 設計
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更新日:2011/10/09