シェアードサービスとは
【読み】 しぇあーどさーびす
【意味】
シェアードサービスとは、グループ企業内の間接業務を別会社へ集約することにより、業務の効率化やコスト削減を図る経営改革手法のことをいう。
シェアードサービスの対象となる間接業務として、財務・経理、人事・給与、総務などが多い。
サービスの標準化やコスト削減だけでなく経営指標があいまいになりがちな間接部門を、独立企業としてプロフィットセンター化することで経営規律が高まるという点もメリットとされる。
ただし、近年、シェアードサービスの導入が進む中で、新たな課題や問題も発生している。
特にシェアードサービス業務に従事する従業員のキャリアパスが描けないことやモチベーションが向上しないことなど人材育成面での課題が顕著となっている。
また、日本企業間ではシェアードサービスを集約する場所として中国の大連などが注目されており、中国のオフショアBPO企業に対して一部の間接業務を委託し、移管する例も出てきている。
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更新日:2010/10/23