自治体クラウドとは
【読み】 じちたいくらうど
【意味】
自治体クラウドとは、クラウドコンピューティングの仕組みを利用し、各地方自治体の業務システムを統合・集約して、共同利用するために総務省が推進する施策をいう。
税収や予算の減少など厳しい財政状況にある各自治体にとって、自治体クラウドを導入することで、独自で多額のコストをかけてシステムを構築する必要がなくなるため、ITコストを軽減することができる。
特に地方自治体に共通する税務、社会保障、財務会計、文書管理などの業務について、業務システムを複数の市区町村で共同利用することができるため、プライベートクラウドなどの仕組みを導入することで、業務プロセスの標準化もあわせて行うことができる。
また、自治体クラウドの普及に向けて、2009年から自治体クラウド開発実証事業を行っており、6道府県78市区町村が参加している。
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更新日:2011/11/16