ビッグデータとは
【読み】 びっぐでーた
【意味】
ビッグデータとは、既存の技術では管理できないほどのデータボリュームで、かつ、構造が複雑化したデータ群をいう。
ビッグデータは、構造化データと非構造化データに分けられる。
構造化データは、おもに従来のRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)に格納された業務データがあげられる。
一方、非構造化データは、ネット上で急増しているTwitterやFacebookなどのSNSへの投稿や大容量の映像データなどがあげられる。
ビッグデータといった場合には、特に数百テラバイトからペタバイト級以上の非構造データを指すことが多い。
企業のデータは、非構造化データが80%を占めるといわれている。
最近では、「Volume(容量)、Variety(種類)、Velocity(速度)」という「3つのV」がビックデータの説明でよく使われている。
ビッグデータの活用は、この膨大なデータの中から重要なデータを抜き出す作業となる。
ビッグデータを活用することで、将来のビジネスの予測分析を行うことができるため、最近ではビッグデータの分析・活用が注目されている。
BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)を利用して、データマイニング手法を駆使しながら、ビッグデータを分析することで、ユーザの行動分析やパターン分析、あるいはリスク分析などに活用することができる。
ちなみに、オープンソースのHadoopやGoogleのMapReduceといったビッグデータ処理用の技術として有名。
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更新日:2013/03/10